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~ IT未経験からの道のり09
私がこの会社に入社した時点で16人の社員数から1年半程度で65名程まで拡大した。当時はリーマンショックと呼ばれる大不況の嵐が襲ったが、難なく乗り越えることができた。
この会社で本社に呼ばれてからの新入社員はほとんど私が採用してきたメンバーだった。しかし、私が入社して3年目の時に社長からまた現場に出てくれと言われた。私が現場に出れば売り上げにはなる。だが、本社勤務になって私が採用してきた社員は私の言葉で入社してきてくれたので、私が現場に出たら社員を守ることはできないと思った。
もう、この会社にはいられなと思った。相棒は先に潰れていた。相棒と共に飛ぶ鳥を落とす勢いで売上をガンガン伸ばして業績を上げていったが、一方で儲け話にすぐ乗っかってしまう社長が、全然関係のないところでお金を使ってしまっては失敗して、資金繰りに困窮する状態になっていた。
売上は好調だが、利益を食いつかされて会社は資金繰り難に陥っていた。私は会社の資金繰りのためにマンションまで買わされた。私自身お金もないのにだ。この会社を辞めることになり、マンションを維持できるはずもなかったので、慌てて売却に奔走した。
転職も悩んだが、韓国留学から帰国したあとに日本にある日韓交流会に度々足を運んでいた私は交流会の主催者である韓国人が後に同業者の社長とわかり、自分の現状を話したところ、自分を誘ってくれた。本当にありがたかった。
今後はこの会社で営業だけやってほしいと言われた。私の武器は採用と教育と自負していたので、営業だけとは正直自信もなく困ったが、やるしかなかった。
最初はすぐに結果は出せなかったが、後に会社の売上の半分を締めるほどの結果を出せるようになった。
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